100分de名著 老子 <終> 第4回「満ち足りた人生とは」

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だからこそ 外れていくっていう部分が…それから 「老子」をバカボンのパパの言葉で考えるようになったら ほんとにしっくり入ってくるようになって。 最初 「バカボンのパパかも」って思われた時にはどういう感じだったんですか?赤塚さん 「老子」読んでるのかなというまず それを確認したかったんですけどね。 ドリアンさんがバカボンのパパ用にした老子の教えをご覧頂きましょうか。 はい 「バカボンのパパ語訳老子の教え」。

では ドリアンさんお薦めの章があるという事ですのでその22章 老子先生にご登場頂きましょうか。 老子先生も気に入ってるんですね この言葉。 ドリアンさんは この22章どういうところがお好きなんですか?「少なければ則ち得」というのはね僕は 稼ぎが本当に少ないものでいまだに賃貸住宅の ちっちゃなところに住んでるんですけども仕事がない時に やる事ないんでところが よく見ると 一戸建てのおうちを買われた皆さんは自分の家を囲いで こう区切ってその感覚を得られた事はとてつもなく大きかった。

晴れの日しか好きじゃないんだ雨の日は嫌だというのは人間の 勝手なエゴであってだから 幸不幸というのは我々の感情の中に当然 ありますけども…周りを気にせず 我が道を行けという事なんでしょうか?といっても それは例えば自分の欲望のためにあの土地も この土地も自分のものにしたいという我が道ではなくて 空や川や海と息を合わせるという 我が道です。