NHK浪曲特選

戻る
【スポンサーリンク】

お手は痛みはいたさぬか手を出して足をいただく 鮹魚後見送りて大石は真心表に現われて喜剣先生嬉しいが開けて言われぬ胸の内わかる時節も来るならん喜剣は宿へ帰られてもはや京地に用なしと急いで下る江戸の地の四千七町八百八町しかも天下のおひざもと名所古蹟を残りくまなく見物なし松坂町の吉良の屋敷の様子を見て音もせで来て濡れかかるわずか離れた日本三景の弘法大師の七不思議長岡城下も過ぎまして越後・蒲原郡柏崎ささ参らんしょうか米山の薬師前は何よう青海原はるか彼方は佐渡ヶ島かの上杉が用心堅固な春日山黒唯根越して帰りが信濃の善

あるやにも ねえやにもその大石様が一番の親分じゃねえかよ!」。 いいかい 俺たちはな細川様に出入りをしている大工 石屋 植木屋 左官これ みんな職人ばっかりよ。 細川様には大石様をはじめとして17人 お預けになった。 仇討つ心がねえと聞いた時に大石様の鼻っ先へペ~ッと突きつけた。 そしたら どうだい大石様が 粋人で言う事が これまたうれしいじゃねえか。 茶代を置いて 村上泉岳寺住持 玉堂に面会。 ひときわ目立つ大石の 墓前にどっかと座したは 村上喜剣。

誰を待乳の舫い船 秋の夜更けの 吾妻橋村の年貢の金 50両預かり江戸本所 割下水 ご城主で坂部安兵衛という殿様のお屋敷へ納めに来たが何者かに 金をとられ村人への申し訳に吾妻橋から身投げをしようとした時助けてくれた人は当時 江戸で有名な木鼠吉五郎という金ぱくつきの 大泥棒。

「或遭王難苦 臨刑欲寿終念彼観音力 刀尋段々壊。 観音経を唱え奉れば御利益 あらたかに増しまして或遭王難苦 臨刑欲寿終念彼観音力 刀尋段々壊或囚禁枷鎖 手足被械念彼観音力 釈然得解脱」ってこのくらいの事なら覚えられるだろう」。 文句は 念彼観音力 刀尋段々壊だ。

利根のそのあと 荒川区に住まれてたんですけども私も新潟県の出身で今 荒川区在住ですからもう これは同じコースをいくしかないかなと。 それでは しんがりは東家一太郎さんでございます。 一太郎さんは 今日何をやって頂きましょう?東家のお家芸でございます「野狐三次」を勉強させて頂きます。 待ってました! 火事と喧嘩は江戸の華「野狐三次」はですね江戸の町火消しのお話でございます。 長~い長いNHKの時代劇になるようなお話でございますがこのステージ ニッショーホールは日本消防会館という会館でございます。

おかあは 不運な生まれで一生 泣いて通るものだととうに諦めているけんど良助 おめえだけには 可愛い可愛い~ お前まで 津軽三味線 肩からかけて 生きてきた日のゴゼ仲間 これが女の一生と 思って過ごして来たけれど 愚かな女は「あ~ えがった。 すごい声を出す方も そばで見るとホントに 小さい方で結構 浪曲の方では ケレン読み楽しいネタという事になっていますが菊春師匠譲りの名調子が聴けるのではないかと思います。 曲師 佐藤貴美江さんで「左甚五郎伝より竹の水仙」です。

二度三度と重なりゃ馴染みと云ったじゃ無いか「身なりが悪いから金のない人だと思っているんだろう?あ~ 無理もない。 お着きになりました早々にお堅い事で遠慮なく頂戴致します」。 この辺で ひとつ お勘定を」。 「あ~ 勘定か。 勘定だけはしておこう。 「勘定 分かった?」。 これから 二階で金作る 三条小鍛冶宗近が我一代の傑作と誇る左打ち「出来たよ」。 あの軒につるしある細工物求めてまいれ」。 側用人で 西 権兵衛1,500石を頂いております。