サイエンスZERO「シリーズ“がん幹細胞”(1)新発見“がん幹細胞”」

戻る
【スポンサーリンク】

奈央ちゃんは このがん細胞ってどんなイメージがあります?石川さんは マウスの体内でヒトの白血病を発症させるという画期的な方法を開発しました。 白血病患者の骨髄から取り出したがん細胞をマウスに移植する事で…これは…骨髄の中には血液の細胞があります。 すると 分裂する増えている がん細胞をいくら 注射しても マウスは白血病になりませんでした。 一方で 分裂しないつまり 増えていないがん細胞を注射したマウスは白血病になってしまったんです。

このような場所で正常の造血幹細胞も生き長らえる事ができるという事になります。 回し車を猛スピードで回して…ところが! ほとんど細胞分裂しない がん幹細胞は眠っている状態と同じ。 ほとんど分裂・増殖しないために抗がん剤が効かない がん幹細胞。 ところが がん幹細胞にはこのc−Mycが ほとんどありません。 それで がん幹細胞は普通のがん細胞のように分裂しないのではないか。 それで がん幹細胞にはc−Mycがなかったのです。

やっぱりがん幹細胞の研究というのはがんとの闘いにおける全体戦略みたいなものと考えていいんですか?大きな がんが小さくなるという事ももちろん 大事なんですがそれより…ほかの種類のがんの場合はどうなんですか?そこに たまたま非常に環境のよい先ほどの骨の際ではないですけどそれと類似したような環境を見つけた場合にまず 最初に 私 がんってやっぱり 抗がん剤とかでがん細胞が 減ってよくなったんだなっていうそういうふうに感じてたんですけど実際は それだけじゃなくて元となる がん幹細胞だから それが分かりつつあるという