「因幡の白ウサギ」とか「ヤマトタケル」とかそういうの みんな「古事記」の中に入ってるんです。 昨年 「古事記」編さん1,300年という節目の年でして実は ちょっとしたブーム。 「古事記」というのを日本語で 和語で読むと「ふることのふみ」書物という意味になりますね。 「古事記」には 最初に序文というのが ついててその「序」の中に こういう事が書いてあるわけですね。
「古事記」というのは上巻 中巻 下巻という3つの巻から出来ているわけですがそのうちの上巻は 神様の話で国を生んだという お話からず~っと つながってその子孫が 地上に降りてきて地上で勢力を築くという物語が上巻に語られています。
では 今の主人公の2人がその後 どうなったのかイザナミは 火の神である火之具土を生む時にやけどを負い その傷がもとで死んでしまいます。 世界で 物語を展開させる時ギリシャ神話なんかにも同じ話 ありますけれど。 だから神話に描かれる「死」というのはそうやって次の世界 新しいものを作り出していくための一つの通過点の犠牲みたいな形でね。