100分de名著 古事記 第2回「文化と農耕の起源」

戻る
【スポンサーリンク】

アマテラスとスサノヲが主役という事ですね。 姉のアマテラスに別れを告げようと空に駆け飛び高天の原を目指したのじゃ。 アマテラスは スサノヲの剣をかじると3人の女の子を生み田を荒らし神殿に大便をするなど手のつけられぬ乱暴狼藉ぶりじゃった。 太陽の神 アマテラスが岩屋に籠もると高天の原も 地上界も永遠の暗闇に包まれ多くの災いが起こり始めました。 アマテラスが目をやると そこには何とも神々しい姿があります。 アマテラスを外に出すために神々が立てた作戦だったのです。

それに対して 暴風雨のような「すさぶ」というのは「お母さんのとこ 行きたい」って言って でも最後にはAかBか 2つの結果が出る事をあらかじめ決めておいて天の岩屋に籠もった アマテラスを外に出すための作戦がまた これ にぎやかな。 だから 実は 一番この世界の中で偉い アマテラス大御神という神様が一人 蚊帳の外で だまされてまんまと出てきてしまうというか引っ張り出されてしまう。

そうして ヲロチ退治をする事になった スサノヲは老夫婦に命じた。 スサノヲが降りてきたのは肥の川の上流といってましたがそれは まさに斐伊川という出雲で一番大きな川。 スサノヲというのは 今まで高天の原という聖なる世界ではとても あんな頭脳作戦で 敵をやっつけるタイプではないですよね。 オホゲツヒメを殺して 種を手に入れたというところからず~っと つながって農耕の起源というのがヲロチ退治神話によって語られているというふうに読む事ができますよね。