ハートネットTV リハビリ・介護を生きる「私の介護論 六車由実」

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「介護民俗学などという分野があった訳ではないしましてやそんな言葉だって なかった。 けれど実際に現場に入ってみると介護現場は 民俗学にとってとても魅力的な場所だし また…」六車さんの実践から新たな介護の在り方を考えます。 「ハートネットTV」 今日と明日はタイトルが 「驚きの介護民俗学」と。 去年の3月に この本出版されたという事ですけれど介護民俗学という言葉すら知らなかったというか六車さんが造ったんですよね。

「加藤さんは時折 目に涙を浮かべながらあるいは 息を荒げながらそして 沈黙しながらそれでも 語り続けてくれた。 そして 太平洋戦争の歴史や地理を改めて勉強し直し加藤さんの語りを時系列に並べ直して文章化し歩兵部隊の行軍ルートを記した地図も 作成した。 また 書いたものを加藤さんに何度も確認してもらって何か月もかかり ようやく『加藤忠紀さん 思い出の記戦争体験編』をまとめたのであった」。

施設では 1週間後に今回の納涼祭では昔 つる亀食堂というお店を開いていた 石井 操さんのニンニクたっぷり餃子を再現します。 六車さんはその味の再現のためのレシピと当時のお店の様子の 聞き書きを施設の最年少スタッフ 村松 健さんに任せました。 利用者全員で石井 操さんの思い出の味つる亀食堂の ニンニクたっぷり餃子を作ります。 もともとは焼き鳥を出すお店でしたがニンニクたっぷり餃子はお店の一番人気だったそうです。 ニンニクたっぷり餃子焼き上がりました。

それって かつての…少し前までの日本の社会の中では村社会の中では高齢者っていうのは ある意味身体がなかなか 動かなくなったりとかいろんな機能が落ちたりとかしてある側面では やっかい者っていう扱いをされつつもでも 例えば大家族であったりとかあるいは 村の中のお祭りであるとかっていう時にその事は このおじいちゃんに聞きなさいとかあるいは 昔話をおじいちゃんたちやおばあちゃんたちがする事によって お孫さんたちがその おじいちゃんやおばあちゃんたちの経験や記憶というのを継承していくようなそういう仕組みがあったと思