オホホホホホホホホホホ」ってで 小さん師匠は殿から言われたんだって 翌日ねハッと 気が付いて浴衣で 下駄 履いて…。 あんまり 下駄 履いて散歩に行かないでしょ？下駄 履いてズ～ッと 行ったんですね。 我々 落語協会の同期のメンバーで１２人が集まって先輩が喋ってる時には後輩は喋りませんからね。 兄さんあれ しょうがないんだよあれね 師匠からね 用事を…」「嘘つけ この野郎手前は何とか…」って ４５年前の話をしてるんです。
ええ？歯の掃除しながら酒が飲めるか コンチクショウメ。 それをね そのままじゃ駄目だそのままじゃ駄目だよ。 で キュッと 絞っといてこっちは 生姜か何か トントントントンで おかかや何か 用意してそれでもって醤油を かけて かくや ね？それでもって一杯 飲んだら どう？」。 おい 聞いたか？ 刺身 この野郎クロモジ この野郎」。 ええ？これっぱかりも 無駄が無え兄貴 さすがだね そりゃ気が付かなかったな。 お名指しを受けてねありがたいんですけどね実はね私 ぬか漬け 駄目なんです。
一回 こうやって かき回すともう 臭いが落ちねえし ええ？そんな物冗談じゃねえよ 本当に ええ？ごめん蒙りましょう」。 早く 行け～ コンチクショウ色男 ええ？ 本当に。 町内の女騙すんじゃねえぞ 本当に。 ええ？自分だけ もてやがってコンチクショウ やい 色男～ やい」。 本当に 男の中の男 ね？これは 物事に他人に 何か 頼まれた時に絶対 外さない』。
チクショウやっと 世間の女が 俺の了見を分かってきやがった」。 ええ？お前 立て引き 強いんだってな？」「当たり前だい チクショウ ええ？俺は こう 見えたって江戸っ子だよ。 台所のさぁぬか味噌 かき回してさぁお新香出しておくれでないかい？」。 「アイッ ハ～ッ アイッ ハ〜ッ アイッ ハ〜ッええ？ お新香？さいなら」。 ウ～ン お新香は勘弁してくれよ そんな。 これで 文句は無えだろう？俺は 出さなくったってお新香代は出すから」。 「何？ ３０銭？ この野郎駄目だよ ３０銭なんか」。
おい おい おいほら ほら 伊勢屋の旦那だ伊勢屋の旦那 エヘヘ嫌なんだ 俺 気持ち…。 エヘッ アハ～ッ若旦那 どうも伊勢屋の若旦那 若旦那」。 「おんや まあ～ アハハハ こんつは」。 あら まあ～ アハハハハ今日は 何か ご町内の色男の ご集会でげすな？」。 「冗談 言っちゃいけませんよええ？ご集会なんて 色男ってぇばね何を さておいてもあなただけですよ ええ？方々でもって 噂ですよ」。 ね～？ お願いしますよ 若旦那」。