日曜美術館「聖者のような芸術家になりたい~夭折(ようせつ)の画家・石田徹也〜」

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去年 訪れた展覧会で石田作品に出会いました。 あとは まあ コンビニエンスストアもすごく 町に増えてきてスナックフードなんかで自分の おなかを満たしたりだんだん 空虚になってく瞬間があるのと重なってったりとか。 石田作品に衝撃を受け 学生向けの講演会で紹介してきました。

美術史家堀切正人さんです。 それが まあ 「何々マン」というふうに付けてあるのがこれは 実際に絵になった「コタツおやじ」のアイデア。 けんびきょう人間は就職の面接官になっています。 面接官に 微に入り 細に入り品定めされ学生の顔は不安に おののいています。 ロックバンド eastern youth。 吉野さんは 石田作品をCDのジャケットに使いました。 大江健三郎賞を受賞した小説「俺俺」。 表紙に 石田作品を使いました。 オレオレ詐欺を働いた 主人公の「俺」が次々増殖し周りが皆 「俺」になっていく物語。

おなかを開けるとティラノザウルスの子供で更に その皮をめくると人間の赤ん坊が出てきます。 きっと 老いていく人や何か病気 大病を患った人ってこうやって ポンコツの車みたいに肉体が言う事を聞かなくなってそこに本当に何か がんじがらめになっているみたいな荒野みたいなところにそれを乗り捨て三途の川を渡るみたいな感覚がここには ギュッと詰まってて。