100分de名著 おくのほそ道 ―新―<全4回> 第1回「心の世界を開く」

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この番組のまとめ

今回は 松尾芭蕉「おくのほそ道」。 芭蕉はみちのくを旅した5か月を日本を代表する紀行文学に仕上げました。 こちらのお方は 江戸時代の俳人松尾芭蕉先生でございます。 今回は 松尾芭蕉の「おくのほそ道」を取り上げます。 内山理名さんには 芭蕉の足跡をたどって頂いたんですけれども。

江戸に出てきた頃は まずは何をやっていたんですか?若い頃はどういう生活をしてたかって記録がなくてあんまりよく分からないんですけれども俳諧師として頭角を現すというのが 大体30歳前後。 俳諧連歌というのが出てくるんですね。 俳諧連歌の一番最初は5 7 5ですよね。 俳諧の発句の事を 明治時代以降「俳句」と呼んでると。 俳諧連歌とは 面白みを求めた江戸時代の 新たな文芸。 俳諧連歌の 上の句が独立し後に俳句と呼ばれるようになります。

芭蕉は 実は新たな世界を切り開いたんですけれどもポチャ… 池?池ですね。 「いいんだ これで!」って芭蕉は思ったわけですか?この句が「蕉風開眼」の一句と言われる。 それは 伝統的な和歌の世界に通じるものでした。 古池の句で得た 新たな世界を芭蕉は みちのくで試そうとしたのです。 東照宮の奥にある 二荒山神社。 御神体となっている 二荒山は別名 黒髪山ともいいます。