100分de名著 おくのほそ道 第2回「時の無常を知る」

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この番組のまとめ

松尾芭蕉はみちのくへと旅立ちます。 今回は 松尾芭蕉「おくのほそ道」。 今回は 深川にある芭蕉記念館がスタジオです。 さあ 伊集院さん松尾芭蕉の「おくのほそ道」第2回が始まります。 第1回は 松尾芭蕉さんについての予備知識とかあと 白河まで行くとこは教わりましたけどあそこは 芭蕉たちにとっての旅の準備期間であり禊という事ですからこの先が本番。 さあ 今回も指南役として俳人の長谷川 櫂さんそして 女優の内山理名さんにお越し頂きました。 今回 長谷川さんと内山さんには芭蕉の足跡をたどって頂きました。

つまり芭蕉は 「おくのほそ道」の歌枕を旅するつもりで2人は塩竃から 舟を雇い松島に向かいました。 へえ~!ここに来て初めて…松島で船を降りた 芭蕉と曾良は雄島という小さな島に渡ります。 芭蕉は 詠まなかったんですか?芭蕉は 松島で 実際に句は詠んでるんですけれども「おくのほそ道」の中には入れてないんです 自分の句を。 憧れの歌枕の地松島を堪能した芭蕉。

これは 安藤広重という人の「東海道五十三次」の中に出てくる富士山の絵なんですがつまり 富士山が こういうふうにはみ出してしまうとすごく大きく見える。 確かに 亡くなる寸前までいろいろな所を直してるにもかかわらずここは 栄華を極めた奥州藤原氏が源氏と戦い滅亡した場所です。 芭蕉と曾良は金色で装飾されてて屋根で覆って雨風を しのぐ。 そういう かすかな希望を 芭蕉は光堂の前で抱いたのではないかと。 時間が全てを流していくというのがみちのくの この第二部のくだりの基調なんですがやっぱり 基本 無常であるという。