亀田音楽専門学校「アゲアゲの転調学」

戻る
【スポンサーリンク】


この番組のまとめ

「亀田音楽専門学校」の講義のテーマは「Jポップ」です。 ズバリ…何ですって?アゲアゲの気持ちにさせる武器として転調が Jポップの中で大きな鍵を握っているんです。 今回のテーマは…♪「気紛れを 許して」転調する事で曲の展開に刺激が与えられ情景や雰囲気が変わった印象をもたらします。 その「蛍の光」すごくシンプルなメロディーなんですけどこんな事 前代未聞で世界中の誰もやった事ないと思うんですが「蛍の光」を転調してってみましょう。

そうすると じゃあ何回も出てくるフレーズというか箇所が繰り返される時にバージョンアップみたいな事で例えば さっき言ったように声を張らなきゃいけない楽器の響きも音程が高くなる事によって「ああ~ うまい!やっぱり タマゴ 最高!」みたいな。 だから さっきの「好き」が「大好き!」っていう 最後の…「振り向いてくれ!」みたいなそこの最後の叫びが転調によって…。

これを バトンのメロディーって呼んでいるんですけどこいつがあるおかげで誰も ここで転調が行われているっていうふうには感じないんです。 今回は コードではなくてコードも多少は影響してるんですけどメロディーで 滑らかにつないじゃっているので誰も転調しているっていう事に気が付かずに 楽に歌える。 要するに このままいくと高くなってしまうメロディーをこのバトンメロディーを挟んで転調する事によって無理して歌わなくていい難しくない音程の…。

なので このシークレット転調のすごくすばらしいホントに Jポップらしい発明品なのはいいメロディーをAメロでも聴かせるしBメロでも聴かせるしサビでも聴かせるっていういいメロディーを かき集める。 ところが Jポップの 特に 最近のこのシークレット転調というものは全てのパーツに いいメロディーを持っていきたいがためにそこを 転調して 転調してつないでいく訳。