やっぱり火星に生命なんていないの?そんな火星へ 去年8月最後の望みを懸けて送り込まれたのが…初めて ドリルで火星の岩を掘りそこに 生命の証拠を探そうというんです。 え~ すごい!この最新鋭のキュリオシティが 今探査している火星表面が こちら。 紫外線とか活性酸素っていうのは生命の元になるアミノ酸とかという事で火星の赤い色っていうのは…だけど このキュリオシティで掘ったら…そうなんですよ! 赤でなく灰色が出てきたっていうこれが大発見!ほう。 じゃあ キュリオシティは その大発見をどうやって成し遂げたのか。
キュリオシティの分析結果から火星生命に関する 驚くべき成果が発表されました。 つまり 赤い火星の内部は酸化の脅威から守られ生命を育む環境が保たれていたのです。 火星には地下に電子の流れがあるって事は分かったんですけどそれをエネルギー源にしている生物ってありえるんですか?地球にも たくさんいますよ。 そうすると そこで待っている微生物君がその火山ガスの成分 具体的には硫黄の化合物なんですけども硫黄の化合物と酸化する。 それと同じ事を先ほどの微生物君がやってるんですよ。
実はですね 今回キュリオシティがドリルで採取した灰色の岩石の中にも有機物 あったんです。 分析の結果 検出されたのはクロロメタンという単純な構造の有機物。 クロロメタンはもともと 岩石に含まれていたもっと 複雑な有機物の残骸だと言うのです。 この時ある物質が混ざっていると複雑な有機物が バラバラに分解されてしまうというのです。 そのある物質とは火星の表面に大量に存在する…この過塩素酸塩が どのように複雑な有機物を壊すのか砂糖が 熱で溶け始めました。