白熱教室海外版 ハーバード リーダーシップ白熱教室 第1回

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この番組のまとめ

ハーバードにはロースクール ビジネススクールなどより専門的な カリキュラムを持つ大学院がそろっています。 その大学院の一つ ケネディスクールは「Public Policy」公共政策を課題の中心として世界のリーダーたりうる人材を送り出してきました。 国連事務総長 パン・ギムンやリベリアの女性大統領エレン・ジョンソン・サーリーフなど世界各国の大統領 首相もここで学びました。 そのケネディスクールで 30年にわたり「真のリーダーシップとは何か」という問いに迫り続けてきたのがロナルド・ハイフェッツ教授です。

どんな仕事?過去5年はNGO「国境なき医師団」の担当国 責任者で直近2年は 南スーダンでした。 それでは 私はワークショップでの決まり事基本原則やみんなに共有してほしい価値観それを説明すれば君の信頼を得る事ができるのかな?はい 私は そう思います。 最大公約数は 何だろう?世論調査が終わり分析が終わったらまた 別のコンサルタントを雇う。 そして 自分を正しい形のプレッツェルにしてもらう。 大多数の人が「少しは食べたい」と思うような プレッツェルにね。

第2に 私たちがネパールで直面している困難は今 サプナが話してくれた困難な状況に対して自分の地域も そうだと共感できる人は?私は パキスタンから来ました。 パキスタンは もともとが家父長制社会ですから女性は 従属的な役割を担うと考えられていて「ジェンダーロール」 男女の性別による役割が決められています。 僕自身は違いますけど軍隊での経験では 女性指揮官に対して 抵抗がありました。 一番 尊敬されていた女性指揮官は男ができる事は 何でもやり愚痴はひと言も言いませんでした。

リーダーシップを考える時に混乱を引き起こす要因は人々が リーダーシップを「権威」と同一視している事でした。 組織の ビジネスの コミュニティのボランティア組織の リーダーシップ。 なぜなら日常的に使う言葉でさえもリーダーシップと 権威とを同じものだと刷り込んでいってしまうからだ。 リーダーシップの ワークショップだけどしばらくの間 「リーダーシップ」という言葉を使う事はせずに「権威との関係」というものの性質に 焦点を当ててみよう。

ゴリラの社会ではピラミッドが はっきりしていてピラミッドの頂点に 君臨するのはオスと決まっている。 「経験 experience」という言葉は「専門知識 expertise」と語源が同じなんだ。 シルバーバックの率いるゴリラのコミュニティでは目を覚ますと まずねぐらの周辺で 餌を探し始める。 密林の中 ゴリラたちは1列になってシルバーバックの後をついていく。 シルバーバックは 毎日基本的な社会機能を供給している。 その機能において集団の中の優先順位 支配構造秩序を維持する事。

それは コンピューターのソフトウェアプログラムのようにもし おなかが すいたらもし 寒ければ 怖ければ守ってもらいたければ時に宗教的 神聖なものとして捉えられる事すらある。 しかし 真の権威とは より重要で本質的な権力の源とは「非公式の権威」の中にある。 非公式な権威があれば君は 人を説得したり人々が 君に対して尊敬や憧れや好意や愛情を持っているからだ。 過去のリーダーシップの研究においては権威を リーダーシップと区別しようとして公式な権威と 非公式な権威を区別する結果になってしまっている事が多い。

君が 権力のある地位に就いていなければどんなふうに リーダーシップを発揮しているか 知る事は難しい。 権力を伴わない リーダーシップの発揮は権力のある立場からとは違い私たちの目には触れないからだ。 これは 本当は「権力を持っている人間がリーダーシップを発揮していない」という意味だ。 リー・クアンユーの支持基盤は労働組合であり支持者には西欧諸国の植民地主義や彼は悟った。 支持者は彼に国を建てる権力を与えたがそれは彼が ある特定の政策をとってくれるだろうというそれでは 結論を言わないままで今回は終わります。