100分de名著 アラビアンナイト ―新―<全4回> 第1回

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この番組のまとめ

世界文学として「アラビアンナイト」 もう誰もが知ってると思うんですが実は 誰が書いたかとかいつごろ こういうふうに成立したかっていうのは物語が不思議なのと同じぐらい不思議な…よく分からないんですね。 度々 中東に赴きイスラム文化と「アラビアンナイト」の成立史を研究してきた 西尾さん。

私は これを 「女性嫌いの文学」の伝統と呼んでるんですけども女性に対する不信感とかそういうものを テーマにした物語集は 結構 インドから イランとかかなり広まってますからよくよく読んでいくと男性が 女性に対して不信を持っているというよりも…明日をもしれぬ中 命懸けで王に物語を語る シェヘラザード。 アレッポにいた物語師の事なんですけどもカフェで面白い物語をして…そういうテクニックがシェヘラザードの物語の中に生きてるのかなという気がしますね。

そんな不思議な 歴史のあるこれは 話なんですか?アレッポから来た人から聞いたお話を書き留めてそれを ガランが「アラビアンナイト」風に書いたらしいと。 1,001の中で 純粋な もともとの「アラビアンナイト」というのはいくつぐらいなんですか?やっぱり二百数十夜ぐらいが物語を読んでいくと筋が通っているしやっぱり 洗練した物語が含まれてるんですね。