日曜美術館「生々流転する風景を描け~風景画の巨匠 ターナー〜」

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この番組のまとめ

風景画で 美術界を一変させたイギリス最高の画家ターナー。 まずは そんなターナーが風景画で いかに美術界に革命を起こしたのかそこから ご覧下さい。 世界最大のコレクションを持つ イギリステート美術館の名品が並びます。 14歳の時 イギリス美術界で最大の権威を誇る石膏像や裸体などを模写する人体表現。 それは 他の風景画家には描けないターナーならではの表現でした。

古代の彫刻からダ・ビンチ ラファエロまで巨匠たちの傑作であふれていました。 画面手前にはルネサンスの巨匠 ラファエロの姿。 例えば右側の回廊の場面を見るとこの遠近法はこういうふうに こう収束点が突き当たりの壁の中央に位置するわけで全体が向こう下がりに見えますよね。 で ところがこっちの遠近法を見るとこの建物は こういうふうに遠近法の収束点がしかし この作品には中央 右側 左側と 3つあります。

「近代絵画の入り口だ」と言われその魅力は 今なお我々を魅了し続けているのです。 そして 「ヨーロッパ美術史上最も重要な絵画の一つ」と前からは見えないはずの炎を真っ赤な絵の具で描き入れています。 機関車という物質を超え目に見えないものを 速度として画面に結実させました。 今の時代では印象派などの作品を今まで たくさん見てきてしまっているので目が慣れてしまっているんですがほんと この吹雪まさに動いているかのような…。