亀田音楽専門学校「ダメ押しのメロディー学」

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この番組のまとめ

そのJUJUさんから見て本校のテーマでありますところのその中でもジャパニーズ ポピュラーミュージックは多分 ホントに 日本でしか作れない独特な音楽だと思います。 大サビで全く 何か 繰り返しじゃない違う事を言って違うメロディーで歌う事によってすごい高いとび箱 跳ぶ時の踏切板みたいな感じです大サビって。 似たような言葉出てきましたよね?まさか 忘れちゃいないだろうね?サビへのジャンプ台!イエス!同じ事ですか?同じ事です。

前半のメロディーを 洋楽では「バース」といいます。 洋楽では バースとコーラスという2つのメロディーを繰り返すシンプルな曲が多く見られます。 ここのメロディーが超おなじみでしょ?これが もう 根本的な洋楽とJポップの違いでそのJポップと洋楽の構造の違いがいかに Jポップってきめこまやかに作られているかっていうところを説明したいので ちょっと…。 ここに来ると 別のメロディーが出てきたっていう感じがしますよね?このドラマチック感を日本人はこの 大サビっていうところに輸入したっていうか引っ張ってきたんですね。

♪「再び僕らは出会うだろうこの長い旅路のどこかで」「うわっ!」ってカラオケで 誰かが歌っててもそこが来て 「うわ~!」ってなれる曲って思ったら「Tomorrow never knows」はいつも そこが来ると「うわっ!」ってなるなと思って。 ♪「昨日のことは忘れちゃおう」♪「そして ぎゅっとしていてね」♪「同じ日のことを思い出して」すごく抽象的なのにここに込められたメッセージがメロディーと共に襲いかかってくるんですよね。

そのテクニックが使われているのがDREAMS COME TRUEの名曲「未来予想図」。 サビの最後に もう一度同じ言葉とメロディーを繰り返すテクニックです。 ダメ押しのメロディー学という事で今日 大サビと一行返しっていう事をお教えしましたけど大サビは サビのいいメロディーを何度でも聴いて頂くためにサビに対して大きなメロディーをつけてジャンプ台を作るっていうね。 あとは 一行返しは奥ゆかしい日本人がまだ 言い足りないかもしれないっていう事をもう一回 心を込めてしっかりと伝えようという最後の一行に込める思い。