そして 何か IPCCの報告書が出たって話を聞いたんですけどIPCCって何なんですか?その IPCCというのは国連の機関なんですけれども正式名称は…温暖化に関する世界中の観測データや論文を専門家が精査して取りまとめているんです。 6年前の前回の報告書の時はホントに こう地球温暖化に関する議論が盛り上がりましたね。 この 深い海の温暖化が気温上昇が止まるハイエイタス現象の原因ではないか。
今 国連の条約で温暖化対策をどうするかというのは議論各国がしてる訳ですけれどもその中で 世界の平均気温が産業革命前に比べて2℃上昇以内に抑えようと。 そうですね 実はその極端現象というのは非常に 確率的な現象で 別に温暖化しなくても たまに起こる。
渡部さんは まず 仮に温室効果ガスの濃度が低く温暖化していなかったとすると気温が どうなるか計算しました。 名古屋大学の坪木和久さんはスーパーコンピューターの中に 温暖化した未来の気候をつくり出し最も強い台風の一つです。 名古屋大学の金田幸恵さんは温暖化が進んだ将来の気候で梅雨の 雨の降り方がどうなるか分析しました。 ここまでは 地球温暖化が気象に与える影響を見てきましたけれども もう一つ深刻な事態を引き起こすと考えられているのが海面水位の上昇です。
だから こうこれまでの台風とか高潮の対策ではもう対処しきれなくなっちゃうという事ですかね?世界の大都市は沿岸にあるものが多くて更に 人口が集中したり経済的な資産が集中する傾向にありますので人類の社会というのは海面上昇とか高潮にですね弱い社会を作ってしまっているかもしれない訳なんですよね。 それで まあ 最大 82cmといった海面上昇の半分弱ぐらいが水の膨張によって起こるというふうに考えられます。