白熱教室海外版 ハーバードケネディスクール リーダーシップ白熱教室 第6回

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この番組のまとめ

ケネディスクールは ハーバードにある専門的なカリキュラムを持つ11の大学院プロフェッショナルスクールの一つです。 ♪~デヴィかな?教授は 前回 国や人々が慣れ親しんだ 従来の価値観文化的なDNAを手放し 新しい価値観へと移行していくには何世代か 長い時間が必要だと話しました。

だから人々はハンセン病患者に触れないし近づきもしません。 ハンセン病患者が住んでいる地域にも行きません。 ハンセン病患者が身内にいるかもしれないと思われるだけで結婚できなくなります。 そこで ハンセン病患者はみんな暮らしている。 しかし 抹消神経に障害を引き起こすのでしかし 百数十年前まで我々は ハンセン病の原因を突き止められなかった。 科学の本を読んでないのか?ハンセン病は うつらないんだぞ」と言う人もいるだろう。

リーダーシップを発揮する際に犯しがちな間違いはバランスを取り戻す最も簡単な方法は君を 中立化させる事だ。 ハンセン病は遺伝すると間違って言い続けてきた身内に対し「いや そうじゃない」と異議を唱える事自体文化的な規範に対する挑戦だと思います。 リーダーシップが発揮されるのは「ゆっくりした変化」の過程ではあるが発揮する立場にいる人間の思考回路は「ゆっくり」ではいけない。

イデオロギーで 凝り固まった人をどうやって相手にすればいいのでしょうか?僕は レバノンのベイルートから来ていますがシーア派のコミュニティーでは ヒズボラが支配的な勢力となっています。 武装勢力である彼らが常軌を逸しているとまでは言いませんが洗脳されているのでつい こちらも 妥協したり相互理解へ向かおうとしても理解するより 彼らの敗北を望む気持ちに変わってしまうんです。

そこで まず必要なのは行動を起こす現場から下がってバルコニーに立ってみる事だ。 バルコニーの上からなら全体を 大局的に眺められる。 家族や コミュニティーや ご近所からの圧力に耐えやすくなる。 家族が キリスト教徒なら司祭だろうか。 アコールの家族から見て「この人の言う事なら信じられる」と思える人物から話をしてもらえば家族の中に 協力者を獲得できる。 だったら バルコニーから全体を見てなぜ 駄目だったかを考えてみよう」と言ってくれる。

だから 相談役の場合は利害関係は全くない。 相談役とは君の心の中にある事を何でも分かち合える相手だ。 相談役は その案件ではなく君自身を気にかけてくれているからだ。 君には そういうパートナー 相談役が必要だ。 なぜなら どんな時でも「相談役」という立場に ずっといられる人間は いないからだ。 どういう事かというともし 結婚しているとしたら君の夫 ないし妻は人生における 多くの出来事において 相談役の立場にある。