日曜美術館「写真する幸せ~植田正治・UEDA−CHOの秘密〜」

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この番組のまとめ

クリエイターとして写真も発表している新さんは初めて見た時から 植田正治の世界に 強く惹かれてきました。 当時を代表する ファッションブランドから広告写真の依頼を受けた植田は一切 注文をつけない事を条件に撮影を引き受けました。 池本さんが撮った植田正治。 植田にとって砂丘は 果てしなく大きな 写真スタジオだったのです。 大正2年 植田正治はこの町の名家に生まれました。 19歳 自宅の敷地に西洋風の写真館を建てました。

植田調演出写真の秘密の一端を話してくれました。 カメラというか 写真…ほんとに大好きなんですね。 素朴で リアルなスナップショットのような写真。 1950年代 リアリズム運動が写真界を席巻します。 写真に演出などいらないと主張しました。 これは 1960年に植田正治が撮った写真なんですが。 大きな缶に お煎餅をいっぱい入れてそれを子どもたちのところに持っていってこれを 言う事を聞いたらやると言ってお煎餅を見せといて それで子どもたちを 何度も何度も山の稜線みたいな所を歩いて写真を撮ったって言ってますね。

1978年 フランスのアルルで開かれるヨーロッパ有数の写真フェスティバルに招待される事になりました。 植田の写真を買い上げたのは14世紀に作られた 由緒ある…今回 収蔵された作品を 特別に見せてもらう事ができました。 かつて この図書館で版画写真部門の部長を務め収蔵した14枚の中で特に心を捉えたのが…これは 現像の時に手を加えた可能性が高いのではないでしょうか。 その後 フランスをはじめスペインやドイツなどヨーロッパ各地で植田の展覧会が開かれました。