膜がなければ神経の伝達もできないし細胞分裂だってできません。 小胞が ゴルジ体に近づくと不思議な事が起こります。 ズートホーフ博士は 私たちの体の神経の伝達に小胞が どのように働いているのかそのメカニズムを解明したんです。 その活動は 一体 どのように伝わっていくのでしょうか?神経細胞の末端に存在する…神経の活動が伝わるとここから神経伝達物質が放出され次の細胞に伝わります。
まあ 神経伝達以外にもタイミングが 大切な事ってありますよね? 例えば…続いては ランディ・シェックマン博士の研究について見ていきましょう。 30年ほど前 シェックマン博士のもとに留学していた理化学研究所の…今回 彼が ノーベル賞を受賞した理由って何なんですか?かつて 細胞の中の小胞は適当に動き回っているうちに次の器官に たどりつくと考えられていました。 シェックマン博士は 小胞をコントロールする遺伝子を1980年までに 23個発見。
ロスマンは こういうふうに…研究室の雰囲気って違いました?ボスの性格は ちょっとだいぶ違いましたけど…。 このようにゴルジ体の袋の間の移動は小胞が担っているとロスマン博士たちは主張したのです。 もし ロスマン博士たちの説が正しければ最初に たんぱく質が入るゴルジ体の袋は更に 拡大してみます。 そういう意味では 今年もつい この間 9月にオーストリアで やっぱり ゴルジ体の国際会議が あったんですけどその時に ロスマンが特別講演で述べたのが非常に印象に残っているんですけど…。