趣味Do楽 落語でブッダ 第2回「笑福亭たま“猿後家”~笑いとお説教の関係」

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この番組のまとめ

その商家に出入りする太兵衛はおべんちゃらが得意なお調子者。 あの~ 番頭はん 番頭はん!また そろそろ太兵衛が来よるのと違いますか。 太兵衛が。 ああ 太兵衛さんか。 太兵衛さんが来てくれたら ウチのお家は 機嫌がええねんさかいに。 そうかて あの太兵衛のべんちゃらわざとらしいにもほどがおまっせ。 話ししてたら太兵衛さんが来はったわ。 へっへっへっ!これは これは 太兵衛でございます。 ま~ 太兵衛やないかいな。

ここは 奈良一番の大きなお寺でございまして南大門という仁王門金剛力士像が2体東が湛慶 西が運慶の作なんやそうで正面が大仏殿お身丈 五丈三尺五寸という立派な大仏さんが鎮座ましましてございます。 魚半分 水半分 竜宮まで届くという猿沢池… あ~!どないしたん ばたばたと。 お家はんを しくじりました!太兵衛は番頭に「この店を出入り禁止になったら西国巡礼の守り本尊にいたしとうございます。 お家さまは 小野小町か 照手姫か衣通姫に似てございますな~!それから まだございます。

今回 「猿」というキーワードで巻き起こる ドタバタですがこのお話の登場人物はおべんちゃら言うて結局は うまくいかないとか相手気持ちよくさせて飯食うていったろか という。 では どうすれば言葉は相手の心にしっかり届くのでしょうか?日本仏教では ブッダの教えを伝える説法の技術を師匠から弟子へと受け継いできました。 その中に 「節談説教」と呼ばれる浄土真宗独特の技術があります。