そういう形で 外の風景や自然とムンクは 嵐におののく人間の姿に自らの心を重ね合わせ目に見えない恐怖を描き出そうとしたのです。
とても はかない一瞬って美しいなって心奪われてしまう事が多いんですけどもムンクは この空に どのようなノイズや狂気というものを感じたのか というのが使ってる色からも 読み解いていく事は できるんでしょうか?我々は反射的に 強い不安を感じるような効果になってると思います。 ところが ソフィエも ムンクが14歳の時結核で この世を去ります。 表面には なぜかパレットナイフでつけた無数の傷がムンクは ソフィエが亡くなる時に座っていた椅子を生涯 手放さずに持ち続けたといいます。
自画像を描く時なんかもちょっと 目の辺りに緊張感を感じたり というところもあるし。 髪も ぬれた感じがしてですね見方によっては そういうふうな死体にも見えるし非常に エロチックな生々しい女性像にも見えるし。 女性っていう存在が…どうだったんでしょうね?つまり 女性は好きなんだけども謎だし 信頼できないという部分はどうしても あったんじゃないかなという気がしますけどもね。 常に 神秘性を 女性には持っていたかったという願望からくる事でもあるんですかね?それもあるかもしれませんね確かに。