NHK俳句 題「独楽(こま)」

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15:00:27▶

この番組のまとめ

♪~「NHK俳句」 今日の選者は岩岡中正さんです。 今日の兼題は「独楽」。 句にもありましたようにお城を乗せてというかとても 見てる分は楽しい独楽遊びで。 櫂さんは 北海道余市のご出身で初めは 短歌を作ってらっしゃったんですね。 まず 一句 ご紹介頂けますか?ご自身の作品書いてきて頂きました。 それを見れば思い出すというそういうノスタルジックな句になってますね。 独楽の止まった瞬間直感したんでしょうね。

独楽回しは 技術ですから何も 理屈はいらないんだけどもどうも いろいろ講釈をやってみたものの独楽回しという楽しい遊びを取り合わせたところが面白い句だと思いますね。 「独楽が眠る」とも言いますけどそういう時の句でしてそれが いかにも太陽系の惑星のようなそれに 一つ 「加はれり」増やしたようなそういう印象を受けられたんですね。 ですから 自由題という領域になりますけども同じ独楽でも アマゾンの木の実が独楽になったらどんなんだろうって想像しますよね。

いかにも 青春 中学校の頃からのお友達 親友ですからいろんな俳句 俳論の上での作上での対立。 しかも虚子が すごいなと思うのは追悼句なのに 「独楽」という季語を使っている事ですよね。 一つの独楽っていう季語を通して瞬時に 時間を遡るし生涯を詠める。 これは北斎の「富嶽三十六景」の絵を立体化したものです。 何て言う名前なんですか?起し絵または 立版古といいまして…。 その立版古が季語になっている?そうなんです。