地球ドラマチック「古代のゾウ“マストドン”絶滅の謎」

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この番組のまとめ

アフリカ大陸で誕生し 進化しながら世界中に広がっていった古代のゾウ マストドン。 第一発見者の名前から 「マリト」と名付けられた このマストドンは世界中の注目を集めました。 マリトの骨が発見されたあとも発掘作業は続けられ新たに 別のマストドンの骨の一部も発見されました。 化石から このグループのマストドンがアフリカ大陸から ユーラシア大陸に渡りフランスのオーベルニュ地方にまで到達していた事が分かっています。 これは オーベルニュマストドンの実物大の模型です。

もちろん マストドンは環境の変化に適応しようとしたでしょう。 マンモスは マストドンよりも新しい環境に適応していました。 オーベルニュマストドンは絶滅しましたがその仲間は ユーラシア大陸を離れ北米から南米大陸へと向かいました。 分析データから このマストドンが何を食べていたのか当時の環境 病気の有無もしかしたら死因も判明するかもしれません。 私が研究しているフランスのマストドンと比べてチリのマストドンは巨大だったようです。

一つは フランスで発見されたのと同じミシガン大学の教授で古生物学者のダニエル・フィッシャーはアメリカマストドンの専門家です。 アメリカマストドンは他のマストドンとは異なり牙は曲がり長い体毛に覆われていました。 こちらに展示されている化石は大人のアメリカマストドンのメスとオスです。 なぜ アメリカマストドンは絶滅したのか。 今回の発見は 南米大陸におけるマストドンの分布を理解する上で大きな鍵となるでしょう。 マストドンは どのようにして南米大陸にやって来たのでしょうか。

つまり 頭の骨と牙の形からマリトは ノティオマストドンに分類されるという事ですか?ええ 私は そう考えます。 アビーラ博士は この洞窟で マストドンの絶滅の原因を調査しています。 また 多様性のある動物なのでたった一つの要因から南米大陸全土のマストドンが絶滅したとは考えにくいからです。 健康なマストドンが突然 命を落としたとすれば何らかの出来事があったに違いありません。 オーベルニュマストドンと マリトつまり チリのノティオマストドンとの最大の違いは 牙です。