地球ドラマチック「ビーバー大活躍!よみがえる水辺」

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この番組のまとめ

かつて 厄介者として嫌われていた ビーバーが特殊な能力のおかげで ヒーローとして見直されようとしています。 このように 環境を変える能力は人間以外の動物にはめったに見られません。 しかし 捕獲して数を減らしダイナマイトで ダムを爆破してもその場しのぎにしかなりません。 国立公園には詳細な記録が残されていました。 ビーバーが住み着いた池の変化を公園のスタッフが観察し54年分の記録を分析した結果興味深い事実が浮かび上がりました。

そこが たまたま排水溝だったら大問題が起きるのです。 ビーバーのダムを取り除く際は排水溝の水の流れに気をつけないと。 ええ 排水溝の出口に枝が たまっていました。 しかし 中にはビーバーの習性を生かしてミシェル・ルクレールは 30年前からビーバーのダム対策に知恵を絞ってきました。 ルクレールは ビーバーの水の音に反応する習性を利用してダムを作る場所を変えさせようと考えました。 川の水が 排水溝に流れ込む際音は 入り口付近で発生します。 ルクレールは 簡単な方法で 水の音が発生する場所を移動させました。

ルクレールが考案した装置によって公園内の水辺を 計画的に管理できるようになりました。 アメリカ ワシントン州のカスケード山脈ではビーバーを環境保全に役立てようという試みが始まっています。 よちよち歩いてる!シェリー・ティッピーは邪魔者扱いされているビーバーを保護しテレビが好きで アウトドアには全然興味がありません。 ビーバーは 水辺の生態系において「要石」となる存在です。 要石とは 橋全体のバランスを支える最も大切な石の事です。

ティッピーは 保護したビーバーの家族をバラバラにしません。 保護したのが親子で子供が4匹いたら家族丸ごと受け入れてもらいます。 新しい家までの途中脱水症状を起こさないように細心の注意を払います。 親子を捕まえるのは珍しくありませんが大概は 父親と子供で母親と子供という ケースは私も初めてでした。 子供時代に見た光景そのままです。 放す瞬間が 一番緊張しますね。 付近で捕食動物を目撃したという情報も寄せられました。