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- NHK携帯2
- NHK俳句 題「海苔(のり)」
- 2014年02月09日(日)
- 06:35:00 - 07:00:00
- 選者は小澤實さん。ゲストは輪島塗の塗師、赤木明登さん。輪島塗は日常使う食器だが、同時に芸術作品でもある。俳句も同様に日常の些細なものを芸術に昇華する。題「海苔」
06:46:57▶
この番組のまとめ
私 高級なチーズも好きなんですけれどもプロセスチーズを海苔で巻いて食べるのが大好きでよろしくお願い致します。 これ 今年 採れたばっかりの能登の天然の岩海苔ですね。 僕と一緒に仕事をしてくれているイケシタさんっていう実は このあと 2月になると浜菜っていう海苔になり3月になると かすかもという海苔になるんですね。 実は 海苔採りっていうのは天然の場合すごく厳しい環境の中での作業だと思うんですよね。 なかなか 難しい事ですからね海苔焙るっていう仕事は。
すぽんと開けると 中にパリパリに乾いた海苔が入っている。 小波の来る辺りの海苔っていうのはみんなに採り尽くされている訳です。 海苔掻きの争いですかね。 それで「焼海苔を 揉み落とすなり散し鮨」というふうにしてみたいと思います。 この場合は 焼海苔が中心と考えて春の句というふうに思いました。 海苔という季語は五感で楽しむというなかなか あじわいのある季語なんですけれども2つの場面で詠まれました。
海苔というのが 初めて「歳時記」に載せられるのは芭蕉が亡くなった年でこの当時はまだ 「歳時記」に未登載のいかがですか?僕も この句は大好きな句なんですね 実は。 そして俳句も なかなか 本格的で海苔を喰うところから「千年前の人と成る」という日本人の食卓に上ってきたものだと思うんですね。 やっぱり 天然の海苔の磯の香りをあじわう度に恐らく 千年前の人もこういう気持ちだったんだろうなって思うとついつい 千年前の人に成ってしまうというそういう困ったたちなんですが。