日曜美術館「世紀末 祈りの理想郷~ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ〜」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

シャヴァンヌの世界を見つめます。 シャヴァンヌの壁画。 東京 渋谷の美術館で日本で初めてとなるシャヴァンヌの展覧会が開かれています。 ヨーロッパや アメリカからシャヴァンヌの生涯を一望できる作品が集まりました。 シャヴァンヌ 42歳の作品 「幻想」。 シャヴァンヌの作品を展示する部屋。 それに対して シャヴァンヌの壁画は同じ聖ジュヌヴィエーヴを題材にしながら全く異なるものでした。

島田さんにとっては シャヴァンヌの魅力どんなところに あるんですか?19世紀が どういう時代でどういう 精神的なダメージを被ったかというような事は絵画にできる事は何か という事をどの画家も考えたと思いますがかなり抽象的に見えるところがあるんですよね。 実際 擬人化したかたちで理念を人物に仮託して描いてもいるわけで今も残る…1824年 シャヴァンヌは父親が鉱山を経営する裕福な家庭に生まれました。

シャヴァンヌの理想郷です。 でも シャヴァンヌの方は むしろ産業革命で変わっていく移ろいやすいライフスタイルとは全く逆の方向に。 そこに暮らしていた時代に一種の理想郷というのを見いだすとなれば同時代では 産業革命が進んでるけれども同時代の中において極めて ニッチをついてくるという…。 ここでは 桃源郷や理想郷を目指して というのではないあるいは 寂寥感が漂っているとかではなくて結局 シャヴァンヌは一体 何を求めて絵を描き続けたのかなと思ったんです。