被災地の農業再生に懸ける日々を追いました。 震災以来 3年にわたる西辻さんと農家たちの苦闘。 農業再開を支援する活動を東北各地で始めます。 西辻さんの提案で結成されたのが農事組合法人 「マイファーム亘理」。 次々と農家が抜けていく中齋藤さんだけは西辻さんを信じていました。 西辻さんは マイファーム亘理2年目の方針を話し合うため京都から やって来ました。 年金や運転代行のアルバイトでかろうじて食いつないでいました。
そんなメンバーの中に小西さんと同じくマイファーム亘理に新しく加わった女性がいました。 では続きまして 農事組合法人マイファーム亘理協同組合様アピールしたのは 亘理のトマトのブランド化。 更に津波で農地が塩をかぶったためヤシガラと培養液で栽培する「高設栽培」を採用。 復旧工事の土木業者が倉庫や宿泊所として物件を押さえてしまいなかなか見つかりません。 高級イチゴの栽培農家だったメンバーにとって煮込み時間や味付けを何度も試しました。
組合は トマトと その加工品で1,050万円の収入を目指していました。 病気療養中で畑仕事を休んでいる…組合の士気が落ちているため齋藤さんに再び リーダーとして組織うんぬんっていうのは建て前なんですけど 僕としては正一さんじゃないと これはできないって思ってるんです。 しみ大根にしましょうか?大根を干して作る…去年の冬 齋藤さんはへそ大根作りを試していました。 当初 予定にはなかった大根を生産して同じく加工品にして自社で販売していくという形で数字を積み上げていきたいというふうに思ってます。
こっちさ みんなで 仕事の関係で友達だ なんだって できても内容的にも 心も通い始めたのに畑に たまにちょこちょこ遊びながら行って仕事の内容とか見て やっぱりこういうふうにやってるなとか自分でも見届けたいなと思って やっぱりね。 組合が商品化を目指す へそ大根。 組合一の料理上手森誠子さんが作り方を詳しく聞きます。 仮設仲間っていうより一緒の部落だから。