更に もし そのラジオを110Vのコンセントに つなげたらこれが電力について 知っておくべき実際に ここに用意した。 この電球に12Vのバッテリーをつないで適切な電圧を与えれば適切な電流が流れる。 もし私が 恐ろしく まぬけでこの電球を 110Vの電源につないでしまったら例えば コンセントから直接 電気をとってしまったら電圧は 12Vから 110Vに一気に上がる事になる。 問題は 電圧の大きさではなく電流の大きさだ。 静電気で 髪は あっという間に3万Vの電圧に達するが問題はない。
これまで 電圧と電流電気の正体についていろいろと探ってきましたが仕上げに ルーウィン教授が取って置きの装置を使った実験を披露します。 彼は プリンストン大学の教授だった 1929年にさっきの3万Vのケルビン発電機よりも火花を 長い距離飛ばす事ができる事だ。 すると発生した プラスとマイナスの電荷が大きな金属球と 小さな金属球にそれぞれ 蓄えられる仕組みになっています。 一定の量を超える電荷が たまると空中放電を起こして火花が飛ぶのです。 では このバンデグラフ起電機のてっぺんにそれは あまり重要ではない。
太陽の光が通る 大気には極めて小さな 0.1ミクロンよりも微細な粒子が漂っている。 太陽の光は こうした小さな粒子に当たって飛び散り 散乱する。 太陽光の中でも 青い光は赤い光の5倍も 散乱しやすい。 太陽光に含まれる 全ての色の光が同じように散乱される。 太陽光の 全ての色が混ざった時天気が悪い時に 空を見上げると雲が 白ではなくて黒っぽく見える事があるだろう。 だから 雲が厚くなり過ぎると太陽光が吸収され雲の下の方が 黒っぽく見える。 たばこの煙の中には0.1ミクロンよりも小さな粒子がたくさんある。
煙の粒子は 以前は 0.1ミクロンよりも小さく 青い光を散乱させたが私が その煙を吐き出すと煙は 白く見えるはずだ。 だから この宇宙飛行士が空を見上げても 空は真っ黒だが冷却装置から出る水滴のおかげで彼の周りには自前の青空が作り出されている。 それでは 夕焼けはなぜ 赤いのだろうか?太陽が 空の高い所にある場合はしかし 太陽が地平線近く低い角度しか ない時には光は この方向から来て大気の厚みが そこまで大きいと太陽光の中の青い光は 人間の目に届く前に 全て散乱してしまう。