2011年5月 私たちは岡野さんのデータを基にETV特集 「ネットワークでつくる放射能汚染地図」を放送しました。 今 現在 車中でも300マイクロシーベルトパーアワーを超えてますので針は一番端ですね。 バーグラフの左端の点は毎時0.1マイクロシーベルト右へ向かって1マイクロ 10マイクロ 100マイクロと増える対数の目盛りです。 赤は毎時6マイクロシーベルト以上。 オレンジ 黄色 緑 青と低くなってゆき紫は 0.1マイクロシーベルト以下を示しています。 外で測ると毎時80マイクロシーベルトあった場所です。
彼らは そこが 放射線量が非常に高い場所である事を知らずにいました。 私たちと調査を共にした木村真三さんが彼らに 脱出するよう説得しましたその後 ちりぢりとなって各地の仮設住宅に入居していますその中の一組岩倉さん夫妻を訪ねましたパンダ!玄関先には 1匹の犬がつながれていました。 私たちにとって忘れ難い犬です避難先に戻る夫妻を どこまでも追い続ける パンダの姿は岩倉さん夫妻と別れたあと体を壊したようです食べなさいよ。
車を降りた瞬間測定器は 毎時19.99で振り切れ計測不能となりました。 木幡さんは福島第一原発が出来るとそこで 配管工として働くようになりました。 原発事故のあとに生まれた牛もいます。 小丸の放射能汚染の実態はどうなっているのか。 遠藤さんによれば事故で放出された放射性物質は雨や雪によって 地上に落ち一円を均一に汚染しました。 子供が遊ぶ場所だったら…双葉町山田です。 今回 計測したセシウムによる土壌汚染です。
去年 国は 避難指示区域を放射線量に応じて区分けしました。 浪江町で見ると汚染レベルが 比較的 低く住民の帰還準備が進められている海沿いの区域。 高橋さんは 昭和24年開拓農民としてこの南津島に入植しました。
サンプル調査の結果は出荷基準である 1kg当たり100ベクレルを下回りました汚染された この大地に向き合って自然界にそして 危ないものも…要するに 危険なものも安全なものも 知った上でやっぱり そこで ちゃんと生活をするというのが私たちは そこからスタートなんだよというところ。 牛の模様のトラックで渡辺さんが牛の世話をしている小丸の牧場にやって来たのは「家畜と農地の管理研究会」のメンバーです。 牛の被ばく線量を計算するため牧場の72か所で 空間線量を測定し地図に落としてゆきます。
放射線率が 今 この牛は38.79マイクロシーベルトの放射線率受けてると。 日下部さんに 原発から半径20kmの外側で採取した海水の分析結果を聞きました。 海に漏れ出る放射能は海水によって薄められ拡散しているだけではありません。 非常に その濃度のばらつきがあって例えば 現在 今のところ高いのは原発の南側という事で一つは堆積物の「質」ですね。 つまり粘土質なのか 砂質砂なのかという事によって濃度が変わるという事と非常に複雑な状況で濃度が ばらついてると。
毎時4マイクロシーベルトを超えていました当時 その先頭に立っていた一人中手聖一さんです。 避難から 1年3か月後家族は 福島に戻らず北海道で合流しましたやっぱ 子供がいなかったら 多分私は避難もなかった話ですし生活再建も しなきゃなんないし何とかして子供たちをね育てていかなきゃなんないし。 福島市は避難区域にならなかったため中手さんたちが受け取る支援や賠償は 限られています。 北海道で 中手夫妻は障害がある人の訪問介護事業を始めましたお邪魔します。
事故から3か月後には園庭の表土の剥ぎ取りが行われ放射線量は8割程度 減少しました子供たちの給食に使う食材は全ての品目のサンプル調査を毎日 行います出荷基準より10倍ほど厳しい基準で調べ放射能が検出できない食材のみを使用しています福島は これから先も ずっとね測定しながら暮らすというのがスタイルだからね。 そこで使用しているのが園周辺の汚染地図です比較的 放射線量が少ないルートを選んで 散歩コースを定めました。