ETV特集「よみがえる色彩 激動の20世紀 アーカイブ映像の可能性」

戻る
【スポンサーリンク】
01:07:22▶

この番組のまとめ

その映像世界は かつて誰も目にした事のないものでした。 当時の映像記録の多くは白黒でしか残されていません。 「アポカリプス」の成功を受けて今 白黒映像を カラー化して作られた番組が次々に生まれ始めています。 NHKでは改めて 東京の映像を発掘。 色彩の復元で生まれ変わるアーカイブ映像の世界。 しかし 世界の映像アーカイブにはそれ以前に撮られた 白黒の記録映像が膨大に残されています。 日本の画家 藤田嗣治も その一人。 戦争前から 芸術といえばモンマルトルが中心だった。

まさに そういう世界に私たち見てる側がタイムスリップしてしまうような効果がこの映像にはあるなと思ってて。 色彩の観点から見て 臨場感とかそういうものっていうのは例えば 色分けっていう言葉がありますけどもものに色がついてる事によってこの緑の服を着てる人と飛び出してくる方から順番に言うと赤 黄色 緑 青という順番に遠近法って できてるんですね。 ジョセフィン・ベーカーってアフリカ系アメリカ人だった。 何か欲望というのを出したいなといった時に僕は「未亡人下宿」という映画で…。

第二次世界大戦のカラー化などデジタル技術を駆使した色彩復元に長く取り組んできました。 実は 20世紀初頭の白黒フィルムの時代にも映像に着色する試みがありました。 参考資料の収集と分析は日本とフランス双方で 手分けして進めています。 他にも 同時代の衣装の中に白黒映像に映っていたものとよく似た形の衣装が数多く見つかりました。 美術作品の色彩復元が専門の…今回のカラー化にあたり女性の服装などについて多くの助言を頂いています。

今回 東京のカラー化にあたって私たちが見つけたフィルムも一部 提供してるんですね。 それは 大正6年に制作されたとフィルム缶には書かれている「東京見物」という白黒のフィルムが見つかったんです。 実は これ 大正6年の制作と言われてたんだけどそのフィルムが いつ どこで 誰が撮ったものなのかっていう事を根拠を調べていくうちに思わぬ いろんな新しい発見があったりっていう事が起こってくるような気がするんですね。

「パリ1920年代」というのは 非常に鮮やかな色彩が印象的でしたが今度見て頂く 「ヒトラー」というのはどんな色に代表される時代が見えてくるのかというような事バイエルン第16連隊の伝令兵でした。 そんな中 ヒトラーは右翼過激派組織が多いバイエルン地方に復員しました。