日曜美術館「行き暮れてひとり~画家・野見山暁治のアトリエ日記〜」

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この番組のまとめ

今野見山さんが描いているのは一体 何なのでしょうか。 しかし こうやって描いてるとね…書物は全て 野見山さんの著作。 画家 野見山さんのもう一つの顔はエッセイストであり 文人です。 燃え上がるのを目撃した野見山さんは廃虚と化した街の姿を描きました。 九州大学医学部の友人から借り出した頭蓋骨を手に後ろめたい恐怖に襲われたといいます。 「壮大な廃棄物であるボタ山が揺るぎない自然として浮かび上がった」と野見山さんは 書いています。

陽子さんの死の翌年野見山さんはパリ郊外の ライ・レ・ローズに移り住みました。 陽子さん亡きあと 目の前に広がる丘と空の移ろう景色をそこが石神井川なんですけどね両サイドの土手に桜並木になっててとても風情のあるいい川でしたよ。 野見山さんは「ここに 箱みたいな四方の壁と天井だけの家を置けばいい。 建築家 篠原一男設計の通称「練馬の家」にもう40年以上 住み続けています。 風光明美な唐津湾沿いの岬に1976年 もう一つの住宅兼アトリエを造ります。 野見山さんに新たな造形をもたらしました。

生前 京子さんと交わした約束どおり独り暮らしの野見山さんの日課はパリ時代と変わらぬパンとカフェオレの朝食です。 90歳を過ぎた野見山さんを駆り立てました。 「朝 北上駅前でNHKの人たちと落ち合い太平洋岸へ向かって走る。 罹災から ちょうど3カ月それまで連日現地の惨状を テレビや新聞で知らされているうちに突如 恐ろしく唐突に僕はその中に立ちたいと思った。 人間の築き上げたありったけのものが今年1月の末から始まった野見山暁治展の会場です。