地球ドラマチック「空の王者 翼竜」

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この番組のまとめ

しかし 鳥は 地球上で最初に空を飛んだわけでも最初に空を飛んだのは翼のある爬虫類 「翼竜」です。 発見された化石の多くは魚を食べていた巨大な水生爬虫類のものですがアニングは他にも重大な発見をしました。 その後更に多くの化石が発見されこれが 翼のある爬虫類だという事が分かりました。 海底に沈んだ翼竜は徐々に泥に覆われやがて 化石になりました。 採石場から あまりに多くの化石が発見されたため町にある城は化石博物館になりました。 発掘したのは 翼竜研究の第一人者デービッド・アンウィンです。

これは 相当進化した翼竜の頭の骨だと言えます。 空中を自在に飛び回る 翼竜は地上では どのように動いていたのでしょうか。 翼竜が「空の王者」になるには 更に進化を遂げる必要がありました。 尾の短い新しいタイプの翼竜がいた証拠はフランス南部で見つかっています。 自在に歩くという事は翼竜の進化において極めて重要な変化でした。 もしかしたら 当時の翼竜にとって歩く能力は飛ぶ能力以上に 生きていく上で必要なものだったのかもしれません。

翼竜にとって 始祖鳥のような生き物は ライバルでした。 翼竜は ライバルに対抗するため途方もない方法で進化していきました。 進化生物学者のサンカー・チャタジーはブラジルで発見された翼竜タペヤラについて研究しています。 タペヤラは 毛に覆われ体温が高い 温血動物でした。 繁殖期になるとタペヤラの 巨大な とさかは異性の気を引くために使われました。 ケツァルコアトルスの腕の骨は他の翼竜と同じように中は 網状の構造で支えられているだけで空洞になっていました。