丘や高台が自分の右後方に来るように布陣せよというのだがなぜか分かるかな?いきなり 「分かるかな?」って。 右後方に陣があるという事は万が一敵から攻め込まれた時にこれが 一番力を発揮できるベクトルなんですね。 例えば スポーツでもテニスの例を挙げますと右利き選手同士のラリーというのはフォアハンドで打つとでも さっきのVTR 途中途中もまあ いい事を言ってましたね。
秦の始皇帝死後の混乱期に活躍した武将 韓信が趙という国を攻めた時の戦いです。 複数の部隊の緊密で 素早い連携運動を「孫子」は次のように述べています。 それは 暴風雨の中でも生き延びるという…そこで助け合う事ができるんだから遠く離れた所でも 当然できるってそれは どういう…?一見 今のように通信機器があるわけじゃないので連絡は取りにくいんですけどもそれでもいろんな情報網を使ってまるで 自分の左右の手のように連携運動をしていると。
これが僕は ほんとに現代役に立つのかなって思うのはやっぱり個人の時代だったりするので昔だったらば その町にず~っと 代々暮らしてて気心知れた人たちがある程度の価値観とルールはもう分かったよねって やってる時代も終わっちゃってるからいろんな集団が バラバラの方向を向いてる時代だと思うんですよ。 そういう時代に理想の集団というか「孫子」からしてみれば 理想の軍隊は何だと言ってるんですか?一つは 有名な「風林火山」の言葉に象徴されるんですね。