スピッツァー宇宙望遠鏡は赤外線望遠鏡です。 謎を解いたのは 一人の天才物理学者 アインシュタインでした。 星の秘密は アインシュタインの方程式「E=mc」の中にありました。 核融合こそ 星のエネルギー源でした。 そのため トカマクの中で 水素原子を3億℃以上に熱します。 原子同士が 衝突・融合すればエネルギーを生み出す核融合が実現します。 水素原子は 秒速1,600kmの速度で動き回り 衝突し 融合します。 トカマクでは 核融合はほんの一瞬しか 持続しません。
太陽の中心部で水素が核融合すると光の素粒子「光子」が生まれます。 光子は 太陽の中心部から表面に到達するまでに太陽の内部で押し合いへし合いしながら無秩序に動き回るのでまっすぐに進む事ができません。 光子は 太陽の中心部で生まれてから 外に出るまでに何千年 何万年も かかりますがひとたび 外に出ると8分で 地球に到達します。 磁気を帯びたガスが 太陽風を引き起こすメカニズムを探るためカリフォルニア工科大学のチームが実験をしています。
白色矮星の中心部には ヘリウムを燃料とした核融合から生まれた太陽が燃え尽きた姿を想像すると悲しくなります。 でも 実は何兆カラットもあるダイヤモンドに変化するんだと思うとちょっと面白いでしょ?そして ダイヤモンドよりも更に貴重なもの天体を構成し生命を生み出す材料を 宇宙にまき散らします。 ベテルギウスの重力は非常に大きいため星の中心部で大きな原子が激しく衝突し 核融合が進みます。 鉄で 核融合反応を起こそうとしますがそれは不可能です。