日本の話芸 落語「壺算」

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この番組のまとめ

オリンピックがね また日本に来るというのがすごいですね何だか知らないけど。 そんな国 なかなか ないでしょ?だって 東京オリンピック2回 やってるんですよ?で 前の 東京オリンピックがあってもう一遍 東京にオリンピックが来るって次 来たら 4回目ですよ オリンピック。 一番 最初の オリンピック東京オリンピックね私 ギリギリ覚えておりました。 やっぱり オリンピックというのはインフラ整備されますからだから そういうね新幹線が通ったりなんかするんですよね。

当時 電化製品がどんどん 入った時代なので家に 洗濯機が来た日も覚えてます。 今日家に 洗濯機が来るから早く 帰ってきなさい」ってこう 言ったんです。 それぐらい洗濯機は偉かったんです。 「どんな 洗濯機が来るんだろう?」。 「今日 家に 洗濯機が来るから」。 「来いよ~」かなんか言って友達を 5~6人 引き連れて洗濯機 見に行く訳ですよ。 洗濯機の脇でこう 仁王立ちしてました。

ペシャンコになった洗濯物が洗濯機の中からニュロニョロ ニョロニョロって こう出てきて 「許して下さ~いもう これ以上 汚れませんから」みたいな感じですよ。 電化製品は何が すばらしいかっつうと日本の女性に 時間を与えたのがすばらしいんですよ。 まぁ 演劇の カテゴリーの一つだと思うんですが一人芝居ってのがありますけどあれ 一人称ですからね。 でも いまだに 伝わっていて今もね 脈々と 落語という芸能があるというのがね先輩たちの おかげですよ ええ。

また お客様 初めての お客様?ありがとうございます。 初めての お客様 また店が たくさん 並んでるのを手前どもの店 選んで頂きましてグッと 勉強させて頂きます」。 こういった場合はいくらになるんだい?」。 「アハッ あっ お客様が初めてではなくて 常連様 へえで 店が並んでいなくて手前ども 一軒だけ?そういった場合は もうね値段が違うんでございます。 「そういった場合は もう3円50銭ではございません ええった場合はもう 変わります ええ。 った場合は もう 3円50銭じゃないんでございます。

そう 言われましてもそれは 駄目なんでそれは 50銭は まからないんでございます ご勘弁を」。 ね~ じゃあ じゃあこの野郎を見ろ この野郎 ね?天秤棒と縄 持ってんだろ?これ 俺たち これ 買ってよぅ小僧に 『届けろ』とか そういう生意気な事を言う訳じゃないの。 どなたに言われても駄目なんでございます」。 「ちょっと お客様 首をなめたら駄目 チョッ…」。 チョッ チョッ ちょっと掴んでなきゃ駄目よ あなた」。

これ 一荷の甕で 小せえじゃねえか」。 これが 二荷になるんだから」。 二荷の甕でしたらね こちらのほうに並んでおりますんでよろしいのを」。 こんな 一荷の甕なんか買ったらかみさんに怒られるよ。 二荷の甕と申しますのが一荷の甕のちょうど 倍 入りますのでお値段のほうも ちょうど倍となっております。 一荷の甕は 本当は これは3円50銭なんでございます。 二荷の甕本当は7円でございますよ ね?じゃあ もう 6円でじゃあ 結構でございます」。

で 一荷の甕 3円で引き取ってくれるんだろ?」。 「で 一荷の甕3円で引き取るんだろう?」。 一荷の甕引き取るんでございますから3円で引き取るんでございますから私 これへ3円 出すんでございます。 ええ?お前 だって 一荷の甕3円で引き取るんだろ?お前 この3円しか見てねえからそういう事になるんだよ。 この3円と 引き取る一荷の甕を 一緒に 見るの」。 ええ?俺たちが 店を出る度に ええ?暖簾 かき分けて 『勘定が合わねえ勘定が合わねえ』って周りの奴が おかしく思うだろ。