NHK俳句 題「石鹸(しゃぼん)玉」

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この番組のまとめ

今日の兼題も「石玉」ですね。 石玉というのは風車ですとか 風船と同じように春の季語なんですがただ 1つ違うのは消えてしまうという事ですね。 風船や風車はちゃんと手元にある訳ですが石玉は 必ず 消えるという。 石玉を詠まれた冒頭の句ご自身の句ですけれども。 ご自身のお気持ちも投影されて?いいえ そんな片思いなんてした事ありません。 しゃべり言葉といいましょうか口語体でこういう俳句が2句続きました。

この辺り 非常に この季語もよく利いてますね。 では 特選三句を ご紹介する前に「俳人のことば」を ご覧頂きます。 この句が詠まれたのは 昭和26年登四郎 40歳。 やはり今回のようなシンプルな季語ですと特に 音数がだらしないとちょっとおかしく見えてしまうと。 それでは 櫂さんの年間のテーマですけれども年間のテーマは「日本の季語遺産」という事で今日は 石玉なんですね。 私は さまざまな季語の実物を コレクションしてるんです。

落語が とにかく お好きで造詣の深い八木さんですけども実は 無患子が出てくる落語があるんだそうですね。 それで 無患子の皮を小僧が買ってきてそれを 今度は 煮込むんです。 今日は 詩人の八木忠栄さんにゲストにお越し頂いてお話しを伺っております。 「水中花」という事なんで水中花というと私ども すぐ あの歌の「水中花」。 華やかな水中花を思うんですが。 でも 実際の水中花ってそんな派手なものではありませんで。 本当シンプルな 素朴な。