そうなんですよね!じゃあ 一体 これがどんな からくりなのかこの 不思議なロボットハンドの開発者を訪ねました。 この装置の特徴は脳の特定の部分の血流の変化を計測できる事。 赤い丸の中の血流の時間変化を測ったのが右側のグラフです。 実験では fMRIの中の人に力を抜いた状態から解析の結果500個のブロックの中からグー チョキ パーで異なる血流パターンを示すブロックが見つかりました。 一方 ブロック2の血流は強く白っぽい色でした。 繰り返しグーを出しても2つのブロックの血流の変化はそしてパーも同様。
この部分の脳血流から人工頭脳が推定した脳内イメージが こちら。 ぼんやりながら 字の形は推定したとおり!まるで頭の中をのぞいているみたい!こんなすごい事ができる人工頭脳一体 どうやって作ったの?秘密は 事前に見せたある特別なもの。 それを見せた時の脳血流を計測し人工頭脳にパターン学習させたんです。 文字や記号より はるかに複雑な…それを fMRIの中の被験者に見せどんな映像を見た時に脳の視覚野がどんな脳血流を示すか人工頭脳にパターン学習させました。
神谷さんは この実験どう ご覧になりますか?そうですね 我々の先ほどの再構成の場合は脳の情報だけを使って 画像をゼロから生成するという事にチャレンジしたんですけれども西本さんのアプローチでは脳だけでは分からない部分をインターネットにある いろんな画像の素材を使って補ってすごくリアルな出力をしているという点で非常に面白いアプローチだと思います。 実は 脳の視覚野を詳しく見ると低次視覚野と高次視覚野の2つに分けられます。