地球ドラマチック「星 宇宙の神秘~誕生から死まで〜」

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この番組のまとめ

非常に高い温度によってガスの原子が核融合を始めます。 その 途方もないエネルギー源を突き止めるには星の秘密は アインシュタインの方程式「E=mc」の中にありました。 アインシュタインは 原子同士を衝突・融合させれば原子内のエネルギーを取り出せる事を示しました。 核融合こそ 星のエネルギー源でした。 原子を構成している 極めて小さな粒子の物理的性質が人工的に核融合を起こすのです。 エネルギーを生み出す核融合が実現します。 トカマクでは 核融合はほんの一瞬しか 持続しません。

太陽の中心部で水素が核融合すると光の素粒子「光子」が生まれます。 空気を抜いて 真空の宇宙空間を再現し 莫大な電流を流す事で磁気を帯びた輪を人工的に作り出します。 こうした極度の高温が太陽風や恒星風を引き起こし何百万トンもの粒子を宇宙に放出します。 核融合の燃料である水素が尽きてくると重力と核融合エネルギーのバランスが崩れ星は不安定な状態になります。 宇宙に浮かぶ巨大なダイヤモンドです。

ベテルギウスの重力は非常に大きいため星の中心部で大きな原子が激しく衝突し 核融合が進みます。 鉄で 核融合反応を起こそうとしますが星は中心部に向かって崩壊し続いて 強烈な爆発が起こります。 世界中の天体望遠鏡が超新星を探し続けています。 アメリカ ニューヨーク州の研究所でレーザー光線を使って 超新星を作る実験が行われています。 以前は 超新星爆発によって星は粉々に吹き飛び何も残らないと考えられていましたがそれは間違いでした。 超新星爆発の亡骸とも言えるものが残ります。