先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)制約を最大効果に変えろ▽円谷英二(後編)

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この番組のまとめ

ここからは 歴史酒場「知恵泉」で楽しい ひとときを!今宵も 先週に続き特撮の神様 円谷英二の知恵をご堪能下さい。 その奇抜なアイデアとは?「ゴジラ」の成功を受け映画界の重鎮となった円谷が次に目指したステージは新たなメディアとして登場したテレビでした。 円谷英二は 若き日に「ゴジラ」を作る年から約20年ぐらい前に「キング・コング」を見てこれは すごいと思って特撮が主役の映画が作る事ができるんだそこで どうしたかです。

でも 当時としては ハリウッドではストップモーション コマ撮りで撮っている「キング・コング」やその後の恐竜 怪獣も主流であって当然 それと同じようなイメージがゴジラの動きには付きまとってたと思うんですね。 意外な効果を見逃さないというお話なんですが僕のプラネタリウムって 下まで星が映るものがあるんですよ。 これが プラネタリウムですよね。 それで 普通はプラネタリウムって丸い球体の形をしてまして実は 本来は下まで星が映っちゃうんですよ。

必ず自分の納得する映像を何カットかその30分以内のドラマの中に入れていくという…そして 半世紀近い映画人生の到達点として世に送り出されたのが「ウルトラマン」です。 円谷さんが 若い頃であれば自分で作るみたいなところから今度は 投資というできているものの最新鋭の世界に2台しかないというねだいぶ 若い頃とかなりアプローチが変わってきて自分一人のものではできない世界最高峰のものを 的確に選ぶ。

テレビというものに 目を付けた事ただ テレビの目新しさに飛びつくだけじゃなくてそこに オプチカル・プリンターいうものを組み合わせていく辺りが凡人ではないですね。 発明とかっていうと何か存在しなかったものを魔法みたいなものを生み出すという事を考えますけれど…ただ それは 教育用で星を数百個ぐらい 映すもので円谷英二ですけれども晩年になりますとこういった事にも 力を注ぐようになってくるんですね。 後進のチャレンジを見守り続けた円谷の懐の深さが名作誕生を支える力となっていたのです。