お金と感情と意思決定の白熱教室 楽しい行動経済学の世界 第6回

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この番組のまとめ

今回 アリエリー教授は多くのベンチャー企業が集まるサンフランシスコで起業家たちに向けた 6回にわたる集中講義を行いました。 教授が語る 行動経済学のノウハウ。 アリエリー教授は最新の行動経済学を駆使して人間の まか不思議な行動や意思決定のメカニズムを解き明かしていきます。

学部長か 誰かに仕事を頼まれる度それをやったら何ポイントもらえるかを尋ねポイントとの引き換えを ねらった。 その際 学部長に「うちではポイント制なんか ないですよ。 取り決めや ポイントのようなものは一切ありません」と言われた。 MITにいた時はポイント制だったから誰かに補習を頼まれたりすると「それは 何ポイントですか?」と聞いていた。 さて 報酬や労働何が モチベーションになるかについて話してきたがそうした事を念頭に置いてもらったうえである実験を紹介しよう。

彼の奥さんの妊娠中出産予定日の1か月前の事だったそうなんだが上司が 年末のボーナスとしてアパートを 1年間貸してくれる事になったそうだ。 ここに 相手が気に入る事間違いなしの プレゼントとそこまでは いかないけど送り主の事を 毎日 思い出すプレゼントがあると考えてくれ。

このように お金を与えたりモチベーションを上げたりするやり方しだいで従業員の喜びを より高めたり生産性を上げたりする事ができるんだ。 「登山する人は 頂上に着いた時登山なんて 人生最悪の決断だったと気付いたに違いない。 ところで 君たちの仕事は登山に近い?それとも ビーチでモヒートを飲む方に近い?ふだんとは違う満足感を与えてくれるのは何かを やり遂げると人に自慢できるし「こういう一面があったんだな」と自分を見る目が変わってくる。

両方の条件とも 被験者は自分が組み立てた ロボットがそれぞれ 何個 作ったと思う?有意義条件の被験者の方がシーシュポス条件の被験者より4個多く 組み立てた。 どちらの条件でも 被験者は意味なくブロックを組み立てただけだ。 そして それぞれの条件で被験者が 何個ずつ ブロックを組み立てたかを予測してもらった。 実際に 有意義条件でははっきりとした相関関係が見られた。

彼らは 「まさに自分たちはその被験者のようだ」と言った。 被験者にこんな紙を渡す。 この実験でも 報酬は徐々に下がっていき被験者は好きな時点でやめる。 さて 1つ目のグループでは 被験者に自分の名前を書いてもらった。 被験者は いつ 実験をやめたか。 1つ目の スタッフに成果を認知されるグループではシュレッダーと同じか 認知と同じかその間か。 無視するだけでも シュレッダーと同じような効果があるんだ。