NHK俳句 題「薬(くす)玉」

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この番組のまとめ

♪~「NHK俳句」第3週の選者は櫂 未知子さんでいらっしゃいます。 今日の兼題は「薬玉」です。 この 季語としての「薬玉」は端午の節句に柱に掛けてよこしまなものが家に入らないように家族が健やかでいられるようにという願いを込めた物でございます。 今日は 銅版画家の山本容子さんにお越し頂きました。 山本さんは この薬玉は?全然 知らなかったです。 さあ その山本さんですけれども以前 ご出演頂いた時の俳句は憧れの存在だとおっしゃってた…今 いかがですか?憧れの櫂さんを横に置いて またというような…。

これは私 今 読んでみますとこの 「薬玉」というのは さっき櫂さんがおっしゃったみたいな子どもの成長を願ったり要するに健康でねというのがある訳だから。 「嬰は一気に 雲掴む」というとその 健康を願ってサッとした成長を願うというふうにも読めるし薬玉自体が家の中では うちの母なんか言ってるようにちょっと 軒というか鴨居の辺からあった。 やっぱり震災があったりしましたので家の中に その 災厄が入ってこないように凝っている句といいましょうか形が大変面白い句で。

そこに座敷童が来て座敷童といえどもやっぱり 好奇心は旺盛で子どもですから触れたがっているのかなという感じでどこか「遠野物語」の雰囲気のある懐かしい句ですよね。 何か 風もないのにふっと揺れると「あっ 座敷童が」。 やっぱり 座敷童というのは幸福をもたらすといわれていますから 多分このおうちは 大丈夫だろうと。 では 特選三句をご紹介する前に「俳人のことば」をご覧下さい。 ご紹介しました入選句とそのほかの佳作の作品はそれでは 続きまして入選の秘訣です。