生涯 職人のような勤勉さでアトリエに座り続けた バルテュス。 得意げに言ってみたんですけれどもバルテュスの本名ですね。 実は バルテュスは 父方の家系がポーランドの貴族の末裔という事で正式な名前は そこまで長い。 Bonoに関していうと実際に バルテュスの葬儀にも参加をしていたりDavid Bowieは自分でバルテュスの肖像画を描いてそれを バルテュスにプレゼントしたりも。 キーワードは バルテュスが作品を生み出した5つのアトリエです。
行きつけの シーフード・レストランのオーナーに頼まれてバルテュスは この時代に後世に評価される作品をたくさん残しますが貧しさから 抜け出す事はできず創作活動は行き詰まっていきます。 バルテュスって ロリータ・コンプレックスだったというふうにも「猫と少女」という絵だったそうなんですね。 彼女の中に テレーズ以上に絵心を刺激される何かを感じたバルテュスは2人きりで 共同生活を始めます。 バルテュスとフレデリックは 足かけ8年この城館で2人だけの生活を送りました。
若い頃 イタリア・ルネサンスの巨匠たちに影響を受けたバルテュスはローマ行きを快諾します。 バルテュスは フランスで開く日本美術展の出品作品を選ぶため訪れていました。 バルテュスは この部屋で節子さんをモデルにローマ時代の代表作を描きます。 バルテュスの ヴィラ・メディチ在任は予想以上に長くなりました。