【スポンサーリンク】
- NHK携帯2
- 100分de名著 旧約聖書 第4回「沈黙は破られるのか」
- 2014年06月04日(水)
- 12:25:00 - 12:50:00
- 旧約聖書の記述から古代の歴史や人々の営みを読み解くという視点で語る。そして一神教の概念がどのようにして生まれたかを探る。第4回では、ヨブ記などを読む。
この番組のまとめ
さまざまな文学や哲学に影響を与えてきた「旧約聖書」の問題作 「ヨブ記」。 再び ご登場頂きましたが姜さんご自身もキリスト教者でいらっしゃって「旧約聖書」は いかかでしょうか?「旧約聖書」というのは いろんなインスピレーションを与えてくれるしそうか イスラエルも 南北分かれて。 前回はバビロンの捕囚時代を乗り越えてふるさとに帰還したあとギリシャの方から ヘレニズム文化が入ってきたという辺りまででした。
これ どういう事を教えてくれてる話なんですか?この物語の意味は?やっぱり これは 神の前で自分を正しいとしてしまう…知恵の働きはやっぱり この問題を更に 自分でも納得するように考えてみたくなってしまう。 自分たちが 知恵をつけてきたからもしかしたら自分がこんなにひどい目に遭ってるって少なくとも おかしくないですかというところを無かった事にはしてないじゃないですか。 それから 問い自体を問えなくなってきているそこに 一番問題があるのでやっぱり ヨブの この問いかけは非常に重要なんじゃないかと。
もちろん ヨブはその当時の ユダヤ民族共同体の代表でもあったんでしょうけどそこが 僕はこの「ヨブ記」読んでやっぱり かなり ユダヤ教自身が変わっていくというかそういう事ですね。 更に 形式主義に陥っていた当時のユダヤ教を批判し民の支持を広く集めてゆきます。 その後 残された弟子たちによりイエスは神の子となりユダヤ教から分かれた キリスト教はヨーロッパ世界に広がってゆきました。 そういう可能性がある事をイエスは ユダヤ社会の中でかなり おおっぴらにそして 注意されても やめないで主張したと。