地球ドラマチック「ラッコの赤ちゃんを救え!~“501号”が海に帰る日〜」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

♪~ここでは 野生のラッコの保護・研究活動が行われています。 研究員のカール・メイヤーはこれまで数百匹のラッコの赤ちゃんを保護してきました。 アメリカ カリフォルニア州のモントレー湾水族館。 研究施設では 通報を受けて週に何度もラッコの保護に向かいます。 水族館が 1984年に保護活動を開始して以来哺乳瓶で与えます。 その年 偶然 一匹のラッコが保護されたのをきっかけに水族館では ラッコを育てて野生に戻す取り組みを始めました。

まずは 研究施設が開発したラッコ用の粉ミルクを与える事から始めます。 ラッコは毎日 多くのエネルギーを消費するため 食欲旺盛です。 この 優れた体毛ゆえにラッコは かつて 絶滅の危機に追いやられた事があります。 ラッコは 数百年前までアジア北部の太平洋沿岸から アラスカカリフォルニアに至る広大な海域に生息していました。 カリフォルニアでの最後の生き残りでした。 現在 カリフォルニアの海に住むラッコはその時の50匹の子孫です。 アメリカではラッコは絶滅危惧種保護法で守られています。

1985年以降 アメリカでは カリフォルニアに生息する ラッコの個体数調査が実施されています。 海に 傷ついたラッコの母親と子供がいるとの通報がありました。 カリフォルニア沿岸でゾウアザラシの数が増えそれを狙うサメが 海岸近くに現れるようになった事が原因の一つと言われています。 研究員たちは 夜間人けのない水族館にトゥーラと501号を運びました。 ウニを食べる捕食動物は少ないためもし ラッコの数が少なくなればウニが増えケルプが 食べ尽くされてしまうかもしれません。