ETV特集「あの舞をもういちど~原発事故と民俗芸能」

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この番組のまとめ

まあ ぱっと見たところはよくある感じですが彼らに言わせれば天狗と獅子という民俗芸能の二大スターが共演する全国でも珍しい天狗舞なんだそうです。 北萱浜の男たちは天狗舞の練習のためにほぼ毎日 顔を合わせていました。 できる事なら 震災前の北萱浜の人と人とのつながりを何もする事ないな 心配ないなっていうのが一番幸せだと思うんです。 地元 北萱浜の消防団で4年前から部長を務めてきました。 消防団は震災の翌日から自主的に消防団は 津波のあとのぬかるみの中で 人影を捜し続けました。

しかし 困った事に一番の要の天狗役が選手交代を余儀なくされていました。 天狗役に指名された…震災前 天狗役を務めていた人が子どもを連れて 関東に自主避難したため以前 天狗役をかじった事がある吉村さんに白羽の矢が立ちました。 天狗舞の練習が始まってひとつきがたっても参加者は一向に増えません。 しかし 欠席者が出れば公演が難しくなるため改めて 震災前の仲間に連絡です。 ここは 津波で流された北萱浜の自宅の跡です。 天狗舞のメンバーが神社に集まりました。

長年 福島県の民俗芸能の研究を続けてきた福島県内の祭りや芸能は ほとんど全部見てきたという懸田さん。 小学校高学年の女の子が早乙女となる田植踊などが奉納されました。 ふるさとの土地を追われ人々が バラバラになった中での田植踊の復活。 その後 請戸の田植踊は全国各地に招待され実は今大きな不安を抱えています。 だから そういう面で…請戸生まれの子どもがいなくなった時どうすれば 田植踊と人々のつながりを守れるのか。 佐々木さんが相談に訪れたのは福島で民俗芸能の調査を続けてきた あの懸田さんの所でした。