最終回は エネルギーの未来について君なら大統領に何を提言する?ムラー教授が問いかけます。 大統領は それに力を入れてないという事か?送電網を新しく敷設すると費用が かかりますが送電中の電力量を失わずにすみ発電量も上げる必要は なくなります。 一日のうちで 一番電力需要の多い時間帯には二酸化炭素を多く排出している発展途上国では 予算がなく20年後 50年後 発展途上国が先進国の仲間入りをした時によりシンプルで 単純な再生可能エネルギーを奨励するんです。
キャップアンドトレードは 二酸化炭素の排出できる枠を割り当てそれ以上を排出するなら補償を払うか排出権を買うかだ。 キャップアンドトレードに反対かね?それとも制度を変えるという事か?私も よく分かっていませんが今のままのキャップ アンド トレードだとそれを管理する組織が必要になります。 私が考える キャップは世界中に排出枠を割り当て次の年は 皆排出枠を少し削減する事だ。 石炭火力発電所の代わりに効率のいい天然ガス火力発電所を建設しても削減できた分を 排出枠として取り引きする事ができる。
キャップアンドトレードには 数々の問題点がある。 開発途上国はただ テクノロジーを欲しがっていてそれを与えれば問題は解決するって。 じゃあ 私が中国の国家主席だとしよう。 私は 中国の国家主席だ。 国家主席僕が思うに…。 中国の国家主席に提言するのであればこう言います。 僕なら 風力発電に投資している事を褒めます。 石炭火力発電所が増設されていますが風力発電所もかなり増えています。 風力発電を製造し設置しています。 今のところ 風力発電の発電能力はまだ低いですがええ そうです。
天然ガス 原子力風力 太陽光水力発電までが並んでいる。 従来の石炭はキロワット時あたり 9.5セント。 アメリカのエネルギー省が誠実に試算している。 都市の近くに 風力発電所を建設すれば もう少し安くなる。 左から2列目はキロワット時あたりの建設コストだ。 原子力発電所の建設費用はキロワット時 9セントという意味だ。 アメリカでは メンテナンス費も実際 かなり安い。 アメリカにおける 水力発電の問題は水力発電所を建設する場所がもう ない事だ。
アメリカや 他の国々の天然ガスの可採埋蔵量だ。 これでは天然ガスを採掘しろとアメリカ政府に 大きな圧力がかかりそうだ。 今や アメリカの天然ガスの35%を占める。 もし 君たちが大統領になった時水圧破砕についてでは水圧破砕法について 説明しよう。 タクシーの運転手をやっている友人が言うにはサンフランシスコのタクシーの半分はガソリンタンクを 天然ガスのタンクに替えて改造しているとか。 アメリカ国内の発電所も 燃料を天然ガスに切り替え始めている。
この映画は フラッキングが行われた場所近くに住む男の話だ。 だから フラッキングという危険な手法を題材にした「ガスランド」を作ったんだ。 質問かな?フラッキングが原因だったんですか?天然ガスの混入はフラッキングが原因かと?映画によると そうだ。 結局 漏れ出しているガスは地中の天然ガスであってフラッキングによるものではなかった。 この地域における フラッキングは1849年の カリフォルニアのゴールドラッシュのようなものだ。
だから 私が考えるクリーンなフラッキング基準は流出を 1%以下にとどめモニタリングする事だ。 原油の場合なら 流出すれば目に見えますが教授が言う基準ができたとしてフラッキングを行う開発会社は天然ガスを流出させないと信じても 大丈夫なのでしょうか。 どう思われますか?パイプラインからも流出する。 サンフランシスコで パイプラインから天然ガスが漏れ爆発した事故が 2010年にあった。 ロシアに 流出で悪名高いパイプラインがある。