でも 実際の水中花というのは非常に素朴な物でありましてポトンと水に入れてその涼しさを楽しむというね。 毛利さんのお手元にも水中花ありますのでどうぞ 水の中に…。 いかがですか 水中花というのは?涼しげですよね。 今どき なかなか 水中花がある美容院はないですよね。 どんな職業かは何も言ってないんですがこれから仕事に行くんだという感じが水中花と共に 相まって水中花が応援してるような感じが致しましたね。 まるで こう 自分に…社会の中で 淡々と生きているという水中花になぞらえてるような感じがしますよね。
水中花は 何かずっと 何十年も水の中 入ってるような句ですよねこの句ね。 ずっと 水中花は見てるんですね。 これを一生懸命書いている間に気が付けば水中花が開いてしまったと。 清崎敏郎は 吟行に出かけると一点を見つめ30分以上も動かなくなる事がありました。 花鳥諷詠というのは私の主張なんですけれどもこういう俳句の究極というものはつまり 「自然随順」という人生感といいますかそれでは 特選句です。
どういう事かと言いますと「映している」…己を映しているのは作者なのかあるいは水中花なのかがちょっと分かりにくいと思われませんか?その辺りも もう少し はっきり明確にしたいですよね。 そういうのを描いていた作品が多かった中でこの 後藤比奈夫さんの作品は水中花の気持ちになって水中花だって花を終えたいのではないかという心を描いた大変やさしい句だと思います。
できないんですか? やっぱり無重力の部屋を作ってもなかなかできない?無重力の部屋が作れれば宇宙に行く必要ないですよね。 先ほど 水中花は人工の…造花ですのでこれは 本当の桜の花を持っていきましたから「水球花」という新しい言葉を作ってみました。 「短夜」という季語に込めた思いというのはどういうものなんでしょうか?夏の季語ですけども地上にいると 夏至に近づいて日が長くなったという短夜だと思うんですけども宇宙で 地球の周りを回ってると僅か90分で1周します。