♪～ここでは 野生のラッコの保護・研究活動が行われています。 研究員のカール・メイヤーはこれまで数百匹のラッコの赤ちゃんを保護してきました。 研究施設では 通報を受けて週に何度もラッコの保護に向かいます。 水族館が １９８４年に保護活動を開始して以来哺乳瓶で与えます。 カリフォルニア州のモントレー湾水族館は海洋保護区に面しています。 世界でも珍しいラッコの保護研究プログラムは１９８４年に始まりました。
この出来事を きっかけに保護された赤ちゃんラッコを母親代わりのメスに託し育ててもらうという方法が生まれました。 研究施設では トゥーラのように子供を育ててくれる メスのラッコを集めました。 保護されたばかりのラッコ ５０１号にミルクを与える時間です。 まずは 研究施設が開発したラッコ用の粉ミルクを与える事から始めます。 野生のラッコの子供は母親のまねをして生きるすべを学びます。 ラッコは 数百年前までアジア北部の太平洋沿岸から アラスカカリフォルニアに至る広大な海域に生息していました。
研究員たちは水槽に アサリなどの貝をまきトゥーラと ５０１号の様子を見守ります。 トゥーラが 赤ちゃんラッコを適切に育ててくれるので私たち研究員はほっとしています。 体重３０ｋｇの 標準的なラッコの場合アサリ４００個分に相当します。 野生動物の専門家でも波間に浮かぶ ラッコを数えるのは５０１号がトゥーラと過ごすようになって３か月が たちました。 海に 傷ついたラッコの母親と子供がいるとの通報がありました。 母親のラッコが サメに襲われその子供が生き延びたケースはこれまで ほとんどありません。