先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)傾いた組織を立て直せ!▽上杉鷹山(前編)

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この番組のまとめ

去年 駐日大使に就任したケネディ大統領の娘 キャロラインさんがあのケネディ大統領も絶賛した上杉鷹山という人物。 江戸時代半ば米沢15万石の第9代藩主を務め土地を捨てて逃げ出す農民が後を絶たず家老は 「幕府に領地返上を願い出るしかない」と言いだす始末。 率先して 改革の道筋を示し藩を救った 上杉鷹山。 どうでしょう 大木さん上杉鷹山という人物。 これ 結構 有名な言葉なんですが「死ぬ気になってやればそれに感銘を受けたケネディ大統領は「尊敬する日本人は 誰ですか?」と聞かれて響いたんでしょうね。

小嶋さんが社長に就任した90年代末会社の収益はマイカーの普及や人口の減少から年々 悪化の一途をたどっていました。 大赤字で廃線寸前だった和歌山県の貴志川線も その一つ。 大きな話題となった貴志川線には国内外から 観光客が押し寄せるようになりました。 人呼んで「地方交通の再生請負人」。 一公共交通機関の会社の問題ではなくて地域全体の問題になってしまうという事。 上杉鷹山は 先ほどもありました20万両という ばく大な借金を抱えてしまったんですね。

ただ 目先の 企業の再建をしてるだけであって実は 人間の生活の部分の職場を再建をしていく。 経営者として 安易にリストラとか人員削減にいくというのはあまり策としてはよろしくない。 では具体的に人員削減ではなくてどういう事をすれば…。 だから 我々はトップになった瞬間から何をしてるかといったら一生懸命 仕事つくってるの。

当時 鷹山は新田開発事業を進めていました。 ただ やはりその藩政改革に着手した頃は重臣などの反発も強かった。 間接部門であるとか 管理部門はコストセンターなんですよね。 プロフィットセンターというのはあくまでも現場。 こういう事ですか?一人一人の意識を変えていく意識改革という事になりますか?そうなんですよ。 意識改革というのは実は 何で生まれるかというとこうあるべきという事を分からせる事なのね。 現場を動かして 改革に着手し始めた鷹山ですけれども次なる一手はこんな知恵を使っています。

更に平洲は米沢藩の再建のためには武士以外の人々の意識改革も必要だと提案。 武士も農民も 藩が一丸となってこの細井平洲という人どんな人だったんでしょう?尾張藩出身の儒者なんですけど儒学者なんですね。 しかも 非常に人気があって一流の学者なので他の藩も 是非 この細井平洲を自分の藩に招きたいというそういう中で 大金を積んで是非 米沢藩のために働いてもらいたいという事で招いたわけですね。 細井平洲の面白いところは農民とか 町人に対してもいろいろと教えを わざわざ講義に行ってるんですね。

今回 私の強い味方となってくれたのは…鷹山は もちろん米沢藩史についての第一人者です鷹山が弱者に行った 優しい政策について 調べてこいって指示されたんですけれどもそれについて 何か書物だったり何かありますか?はい 書いたものがございます。